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喪失と欠落の時代!!
悪魔の囁きと
踏 み と ど ま る 力
(2007/1/16〜)
著
大阪弁護士会所属
弁護士 五 右 衛 門
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目次
NO1 まえがき−−反社会的行為の氾濫−自分の心と体の探索
NO1まえがき−−反社会的行為の氾濫−自分の心と体の探索
親殺し、子殺し、幼児虐待、、幼児らに対する性的犯罪、公務員による公金横領、教師、大学教員、弁護士らによる盗撮、痴漢、裁判官(警察官)らによる買売春、大学教授によるセクハラなどなど現代社会は、人間が動物とは異なった"理性を持つ、愛情豊かな生物であったことを忘れ去ろうとしているようにも思える。
人間社会は、人間社会であり続けようと、幾多の涙と流血の歴史により得た教訓を知恵として、社会を防衛する力、社会統制の道具としての強制力を伴った社会規範、法を持った。
幼児虐待、買売春、セクハラ、公金横領・・・これらの反社会的行為、残虐な犯罪が増加すればするほど、法のリアクションは強くなっていく。
今、刑罰法規、そして刑事裁判所の判決の量刑はは厳罰の方向に向かっている。これらの反社会的行為を犯した者に対する社会的制裁は強く、ますます強く、そして過酷になっていく一方である。
努力をし、勉強をし、獲得した社会的地位、汗を流して蓄積した財産、そして妻子とのやすらぎのある家庭。
これらは愚かな、たった一度の、反社会的行動により、一瞬のうちに消え去る。
なぜ、"踏みとどまることができなかったのか?
たった一度限りの人生なのに。なぜ、その行為の手前で、"踏みとどまること"ができなかったのか?
反社会的行動をした人について、なぜ、その人は、そのそのような行為をしたのか??
このような不断の問いかけの作業は必要であり、その原因、犯罪の背後にある原因、遠因を追求し、それらを克服していく努力が必要がある。
しかし、他面、その追求が、犯罪を犯した者に対する追求のみでは真実の原因を理解することはできない。
現代社会の犯罪、そして犯罪を犯した者らの社会的地位などを考えてみると、犯罪を犯した人と犯罪を犯さず生きている人との差異は、紙一重であり、いつでも、誰もが、犯罪者に陥る危険性と可能性を秘めていると言えるからである。
誰もが、犯罪者に陥る危険性と可能性を秘めているという認識とそのような認識に基づく原因探求の姿勢なくして、現代の犯罪社会を解明できないと考えられるからである。
反社会的行動、それは他人ごとではない!!
それはあなたや私、私たちすべての人間が心と体のなかに持っている、ある何か、の悲鳴でもある。
反社会的行動の原因を、理由を、
"反社会的行動をした人の心と体の中"にではなく、
"自らの心と体の中に"探してみる必要がある!!
−続く−